長野県「妻籠の宿」 9/22
全長800mの町並みは、江戸時代の中山道の宿場町であり、日本で最初に町づくり
保存をしたことで有名
。町の人たちは江戸時代の町並みを守るために、家や土地を
「売らない・貸さない・壊さない」という三原則をつくり、ここで生活をしながら貴重な
財産を
後世に伝えています。
ここでは本陣(島崎藤村の母の生家)、脇本陣奥谷、南木曽町歴史資料館という三施設
が見学できるようになっています。(700円)
観光客の多くは町並みを歩くだけで見学されていませんが、いずれも一見の価値が
あります。特に脇本陣奥谷では案内のおばさんが、囲炉裏の座る位置、藤村の逸話、
明治天皇が行幸した際の秘話を紹介していました。


今回の妻籠宿と昨秋訪れた馬籠宿は近くにありますが、いずれも甲乙つけがたい趣の
ある町並みです。ただ、今回の妻籠宿の道はゆるやかな坂で歩きやすいですが、前回
の馬籠宿は急な坂道なので歩くのが大変でした。
現地を観光する場合には、ぜひ時間をかけて両方を見学して、施設見学にも時間を
かけられることをお勧めします。

  
  
以上6枚は町並みの一部
   
  
本陣 同左
  
脇本陣 同左
  
脇本陣
    明治天皇巡幸時にお茶を飲んだ机
南木曽町歴史資料館
   
驚くくらい美しい展示室
  
妻籠郵便局・郵便史料館 同左  歴代郵便ポストのミニチュア
   白木⇒黒⇒赤と変遷(目立つため)